2014年1月
骨盤と自律神経
今日は骨盤の面白いお話。
以前、骨盤は自律神経の働きと密接に繋がり、開閉を繰り返しているということをご説明させていただきました。
骨盤は朝起きた時に最大に引き締まっていて、夜に向けてだんだん緩んできて、熟睡している時には最大に緩みます。
なので、朝に目が覚めにくい人、夜になっても眠たくならない人というのは骨盤の弾力と開閉する力が弱く、自律神経が正常に働くことのできない身体になっているかもしれません。
また、骨盤が最大に開く熟睡時には身体の免疫システムが最大に活発化され、病気や疲労を回復させてくれているのです。
なので、僕たちは病気になると寝て治そうとするんですね。
それから、男性は女性よりも骨盤のコントロールが下手です。
女性は無駄話?(だれかに話を聞いてもらう)などをして頭と骨盤の緊張状態を解放させることができるのですが、
女性に比べ男性は無駄話をするのがあまり得意ではないため、晩酌(アルコールの力を借りて)をしてリラックスさせようとします。
女性の無駄話も、男性の晩酌も、実は大切な身体の欲求だったりするのです。
副交感神経が優位な状態を作る為にという大義名分を武器に、飲み過ぎないように注意はしてくださいね(笑)
『今日~は1日がんばったぞ!』という思いが強い時でも、深酒などをせず健康的なリラックス法がいくつかあるといいですよね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
減塩はカラダに良いのか?
クエストグループのニュースレターです。
【減塩はカラダに良いのか?】
減塩が世の中の常識として社会に広まった理 由として、
塩は高血圧の原因だと思われていることがありますが、
その根拠は正確なものではありません。
また、実際に塩が原因の高血圧の 患者(減塩により血圧が下がる人)は、全体の 2~3%しかなく、
ほとんどは、
▲肥満
▲アルコールの過剰摂取
▲運動不足
▲ストレス
などが高血圧の要因です。
また、多く流通している塩に問題があります。
現在、塩事業センターが販売する「食塩」(商品名) は塩化ナトリウム99%以上と定められており、
海水のミネラルから、塩化ナトリウムだけを抽出して塩としています。
体には、様々なミネラルが存在しますが、
ナトリウムだけを単独で過剰摂取 すると、
体内のミネラルバランスが大きく崩れ、
健康を害してしまうことは簡単に想像できると思います。
私たちの体液に近い海水から自然のミネラルを残したまま製造された自然塩は、
16種 類の必須ミネラルを含む80種類にも上る微量ミネラルで形成されており、
塩化ナトリウム をはじめ、マグネシウム、カルシウム、カリウ ムなどの
私たちの生命にとても関係のある物質で出来ています。
本当の意味の減塩とは、
塩化ナトリウムの過剰摂取を避けることであり、塩を少なく取ることとは違います。